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    ローゼンメイデン0-ゼロ-第5階感想

     待ちに待ったウルトラジャンプの発売です。第4階を読み終えてからは目覚めた翠星石が何を語るのか、ラストで蒼星石の入った鞄が置かれたシーンでのヒキで次で目覚めるであろう蒼星石が何をするのか気になる1ヶ月だったと思います。ようやく今回で双子が揃ったのでこれまで以上にかわいい翠星石が見られると思うとワクワクが止まらないですし購読意欲もより湧いてくるというものです。

     今回のローゼン0のカラー扉は蒼星石!第3階の翠星石と鏡合わせのようなイラストなのでこれら2枚を繋げたら映えそうな気もします。もし今回のセンターカラーがアンケートの結果を受けてのものであればアニメイトの特典商法バンザイですしこれからのウルジャン購入やアンケートがローゼン0人気の本番スタートということでしょう。
     さて、目を覚ました翠星石は眠っている間に見ていた夢のおかげで色々と思い出したようですがもう起きないかと心配していた菊は安心して涙を流します。自分のことを『友達』と言い本気で心配している菊を見た翠星石は元気になってもらおうととびっきりの笑顔で抱き合おうとします。ただ、華とのこともあり素直に抱き合っていいものかもじもじしている菊を翠星石は優しく抱きとめ夢の内容や蒼星石のことを語り始めます――。
     エレベーター内で蒼星石の鞄を拾った華は家までそれを重そうに運び入れ、鞄の中で眠る蒼星石を見て夢で見た異国の王子様みたいだとうっとりしていると、蒼星石の傍らにある薇に目を落とします。同時刻、結菱坊ちゃんは華の住む貧乏長屋に車を止めて華の家を探します。蒼星石の薇を巻いた華は動き話す蒼星石を見て第1階での菊と似た反応を見せ、蒼星石が自己紹介――

     「はじめまして 僕はローゼンメイデン第四ドール 蒼星石」

     そのとき突然、結菱坊ちゃんが華の部屋に入り込み部屋主の華のことなどお構いなしに自分をマスターにしてくれと頼みこみますが、蒼星石は眠りから覚ませてくれた人をマスターに選ぶと決めているため結菱坊ちゃんの申し出を断り華は蒼星石のますたぁになることを選びます。すると華の左薬指に指輪が現れ、いまだ翠星石と抱き合っている菊の指にも指輪が現れます。
     蒼星石に断られマスターになることを諦めた結菱坊ちゃんはせめてローゼンメイデンや真紅について教えてほしいと頼み、会話が聞かれず落ち着く十二階へ移動します。華に話を聞かせて頂戴と言われた蒼星石は華の手を取り指輪にキスし、自分たちローゼンメイデンのことについて語り始めます。そして、第八人目の姉妹である第ゼロドールの存在や彼女が見ている夢について話していると――

     地震!

     華は箱庭からの帰り途中で折れた十二階を見ているため十二階が崩れると取り乱すも、瞬間蒼星石が鋏で蔓を切断。すると地震は収まり話を続けます。十二階を起点に第ゼロドールの夢と現実が繋がってしまい十二階は崩壊しこの街も『彼女』が目を覚まさない限りは崩れ去ると話し、ここでヒキとなります。


     ここからは第5階の感想と考察などをしていきますがその前に。
    蒼星石イケメンすぎませんか!?
     マスターへのあいさつの仕方や華の指への自然なキス(賞賛や愛情という意味があるらしい)、話しながらに鋏を発現させ地震が起きたと同時にその原因である蔓を一瞬で三太刀し切断するそのスマートな仕事ぶりはまるで『ジョジョ』の空条承太郎や『トランスポーター』のフランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)のようでカッコ良すぎる。ローゼン本編でもイケメンでしたがどちらかというとマスター想いで律儀だが天然な翠星石のツッコミ役というイメージが強かったのでローゼン0初登場でこれほどのイケメンさを見せつけられたら惚れてしまいますね。ホント王子様がピッタリです。
     翠星石もヘッドドレスなしの姿やローゼン本編でも見せたかどうかという飛びきりの笑顔など見どころも多く、お互いがいる場所は離れてても双子が揃うとこんなにもキャラが動くのかと驚きが隠せません。素直な翠星石がとてもかわいいです。

     ところで指輪についての話ですが、ドールの薇を巻いただけでは主従関係とはならずお互いが契約を了承しなければ指輪が生まれない点はかなり重要なポイントです。翠星石は自分とマスターになる人とでほんとうに心が通じたときに、蒼星石は人形がマスターを選びマスターが人形を受け入れたときとそれぞれ違っていますが、きっとこの両方の条件を満たすことで指輪が生まれて契約完了となるのだとも考えられます。マスター候補は人工精霊が決めるという描写もありましたが、あくまで候補なので選ぶ選ばないは相手ごとに違っていたのだと思います。水銀燈とめぐも水銀燈が契約すると言わなければ契約しないままでしたでしょうし。
     すでに今回の第5階を読まれた方は蒼星石が結菱坊ちゃんからマスターにしてくれと言われたとき『結菱』の名前に反応してたこと、華に指輪がつけられたときの「またいつか…ね」という2つの場面を見て”もしかしたら”という考えが浮かんだと思います。「もしかしたらこの大正時代はアリスゲーム後の過去の世界なのでは?」…と。ただ、これについてはまだ何もわからないので気に留める程度にして第6階を待ちましょう。
     
     次に翠星石が見た夢について。薔薇の香りがする場所というと箱庭、(未来の)結菱の薔薇屋敷がそれにあたりますが第ゼロドールの夢と混ざり合っているようなので第ゼロドールの記憶かもしれません(瞳を開く前に顔を砕かれたが鼻で匂いを嗅ぐことはできるはずなので)。翠星石が生まれた時の夢というのも興味深く、今までドールの制作時点でのことについてはあまり語られてこなかったためローゼン0でそれが少しでも明らかになるかもしれないですね。
     夢の話をしているとき翠星石の両手にヒビが入った(ように見えた)場面では翠星石のボディがまかなかった世界での真紅のボディのようにレプリカだったり、いまだ鞄で休めていないことが影響していたりと考えさせられます。鳥海に改造された翠星石を見たときはかなりショックだったので今度は翠星石の身に不幸が起こらないと良いのですが。

     そして第ゼロドール。もっともアリス(ローゼンメイデン)に近づいた試作品、選ばれず生まれる前に顔を砕かれ壊されてしまった、砕かれてなお存在の名残りとして夢を見ている、夢(存在の名残り)が大きくなりすぎ現実に干渉しだしたなどとローゼン本編終盤の雪華綺晶のような存在に近くなっています。雪華綺晶と違う点は雪華綺晶は人間(意識や感覚)のみに影響を与えるのに対し第ゼロドールは世界そのものを巻き込んでいる点でスケールの大きさが段違いです。物質に影響を与えるとしたとき第ゼロドールの力をポルターガイストのような物と考えると第ゼロドールは水子に近いものだと思われます。オカルト的には水子のパワーはかなり強いものだと言われているので第ゼロドールは長い年月や顔を砕かれた痛み、壊されたことへの思いが積もり積もって地震という現象を起こしたのでは……とも考えられます。ここらへんも来月以降の話で明らかになると思います。
     最後に翠星石と蒼星石が「いずれこの街は崩れ去る “彼女”が目を醒まさない限りは…」話していたと話していました。まだ目をさましていない(眠りか夢かで漢字が変わるらしいのでひらがなにしてます)、第ゼロドール、真紅、雪華綺晶の3体。このいずれも翠星石蒼星石が対象とする彼女である可能性があるのでこれもこれからの展開を見てゆっくり考察していきたいと思います。

     今回でかなり話が進みましたね。第ゼロドールの成り立ちや指輪についての確認、華の性格や野望について、これから起こる未来のことなども詳しく描かれていましたし第6話ではさらに何かが起きるのでしょうか。こういう場面では水銀燈が出てきそうですしもしかしたら来月は……?それに来月は『ULTRA GRAPHICS 2016 SUMMER SPECIAL』という夏をテーマにしたカラーイラスト企画もあるので来月号のウルトラジャンプも購入必至です!
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